最終更新日:2026年10月16日
JRE BANK特典のSuicaグリーン券|年4回無料の条件・判定日・受け取り方
普通列車のグリーン車、実は条件付きで無料になります。JR東日本グループのネット銀行「JRE BANK」に、資産残高50万円以上を置いておくだけ。年4回の判定日ごとにSuicaグリーン券が1枚もらえて、年間で最大4枚です。
グリーン車特典は口座開設が前提です。フォームに入力すれば1,100pt獲得できます(口座開設の完了とJRE POINTリンク登録が条件で、付与は判定日の約2か月後の月末です)。開設の流れはこちらの記事で詳しく解説しています。
Suicaグリーン券とは
普通列車グリーン車のきっぷ情報をSuica(カード/モバイル)に記録して使う仕組みです。券売機やアプリで購入すると紙のきっぷは発券されず、Suica自体がグリーン券になります。紙のグリーン券で買う通常料金より、一律260円安い料金が設定されているのも特徴です。料金は乗る距離によって変わるので、公式の料金表はJR東日本の料金ページにあります。
グリーン料金は、乗る距離(営業キロ。運賃計算に使う距離で、実際の走行距離とほぼ同じです)で3つに分かれています。2024年3月16日の改定で平日とホリデーの区別がなくなり、通年同額です。表は大人の料金です。無料になるのはこのグリーン料金の分で、乗車券は別に必要です。
| 距離(営業キロ) | Suicaグリーン料金 | 通常料金 |
|---|---|---|
| 1〜50km | 750円 | 1,010円 |
| 51〜100km | 1,000円 | 1,260円 |
| 101km以上 | 1,550円 | 1,810円 |
料金は報道記事(トラフィックニュース、ITmedia)の数字です。通常料金は、Suicaに記録せず紙のグリーン券などで買う場合の料金で、三つの区分とも260円高く揃っています。2026年10月15日確認。
JRE BANK特典で無料でもらう条件
JRE BANKには、Suicaグリーン券を条件付きで無料プレゼントする特典があります。条件はこちらです。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 口座・登録 | 判定日時点でJRE BANK口座を持ち、JRE POINTリンク登録(JRE BANKとJRE POINTの連携)を済ませていること |
| 資産残高 | 判定日(25日)の終了時点で50万円以上。円預金(普通・定期)や外貨預金などの合計です |
| モバイルSuica | 判定月の月末までに、モバイルSuicaの会員登録と、JRE POINT WEBサイトへのモバイルSuica登録を済ませていること |
| 対象 | モバイルSuica限定(カードタイプのSuicaは対象外) |
| 枚数 | 判定ごとに1枚、年間最大4枚 |
ビューカードの引き落としや給与受取は、上の表の条件に入っていません(優待割引券の条件とは別です)。
モバイルSuicaを複数登録している場合、グリーン券が届くのは一番最近JRE POINTに登録したモバイルSuicaです。機種変更や再発行をした時は、受け取りたいモバイルSuicaにJRE POINT WEBサイトの「登録カード管理」で★マークが付いているか確認しておくと安心です。判定日からプレゼントまでの間に、モバイルSuicaやJRE POINT会員を退会すると対象外になります(いずれもJRE BANK公式)。
判定日とプレゼントの時期
条件を満たしているか確認される「判定日」は、3月・6月・9月・12月の各25日(年4回)です。ただしグリーン券がもらえるのは判定日当日ではなく、判定月の翌々月1日の午前4時以降を目途に、準備ができ次第順次です。6月25日判定なら8月に入ってから、という計算になります。
実録私の場合、6月25日判定分の通知メールが届いたのは2026年8月3日・7日・17日の3回に分かれてでした。
Suicaグリーン券の受け取り方
条件を満たしても、券が自動でSuicaに入るわけではありません。プレゼントされた券を、モバイルSuicaアプリで自分で受け取る操作が必要です。JRE BANKアプリ・ウェブサイトの「特典受取」への表示は、モバイルSuicaアプリ側へのプレゼントより遅れることがあります(公式)。
Androidの場合、モバイルSuicaアプリにログインして「定期・グリーン・チケット購入」から「Suicaグリーン券」を開き、「交換・受取」タブで受け取るプレゼントを選びます(モバイルSuica公式FAQ)。iPhoneの手順はJRE BANK公式の案内にあります。
気をつけたいのは期限が2段階あることです。
- プレゼントの有効期間は、プレゼントされた日から約3ヶ月(公式表記は「有効期間」。正確な期限はモバイルSuicaアプリの「Suicaグリーン券メニュー」で確認してください)
- 受け取った券は、受け取った当日しか使えません(モバイルSuica公式FAQ)
使い方(乗車の手順)
- アプリ(モバイルSuica)または券売機で、乗車区間を指定してSuicaグリーン券を購入・受け取る
- グリーン車に乗車する
- 座席上部の「グリーン券情報読み取り機」にSuicaをタッチする
区間分の運賃(乗車券)は別途必要です。Suicaグリーン券はあくまでグリーン車に乗るための追加料金分にあたります。
対象区間・使えない場所
東海道線・横須賀線・総武線快速・湘南新宿ライン・上野東京ライン・宇都宮線・高崎線・常磐線・中央線など、Suicaが使えるエリア内の普通列車グリーン車が対象です。公式(JRE POINTの案内)の書き方は「JR東日本管内のグリーン車Suicaシステムが導入されている区間」です。
- 函南以西(函南・三島・沼津)の区間では利用できません(JRE POINT公式)。函南・三島・沼津を発着する場合、この券は使えず、有料のグリーン券を別に買う形になります。モバイルSuicaでは買えません。モバイルSuica公式FAQの案内は、湯河原以東から行く場合は駅の券売機でカードタイプのSuica、函南・三島・沼津から湯河原以東へ行く場合は車内でグリーンアテンダントに申告、熱海との間は窓口で紙のきっぷです
- 特急・急行・新幹線のグリーン車には使えません(あくまで普通列車グリーン車専用です)。新幹線のグリーン車に乗るときは、グリーン料金も対象になる優待割引券(4割引)の出番です
JRE POINTでの交換との違い
Suicaグリーン券は、JRE BANKの特典を使わなくても、JRE POINTサイトから誰でもポイントを消費して交換できます。1枚あたり400〜600pt(JRE POINTの会員ステージによって変動)で、一度に最大10枚まで申し込めます。
券自体の仕組みは同じで、違いは「JRE BANKの条件を満たして無料でもらうか」「JRE POINTを消費して交換するか」だけです。JRE BANK口座があるなら、まず無料でもらえる分を受け取って、足りない分をポイント交換で補うのが無駄がありません。
年4枚で3,000〜6,200円分。使えるのは受け取った日だけです
1枚あたりの価値は、乗る距離で750〜1,550円分です。年4枚を全部使うと、50km以内の移動ばかりなら3,000円分、101km以上ばかりなら6,200円分になります。条件は資産残高50万円以上で、あとは判定日ごとにアプリで受け取るだけ。ただし受け取った当日しか使えないので、グリーン車に乗る日を決めてから受け取る形になります。モバイルSuicaでグリーン車に乗る機会がある人向けの特典です。
特典の全体像は特典まとめ。
次の判定日の前に、残高とモバイルSuicaの登録だけ確認しておいてください。
条件・判定日・枚数は変更されることがあります。利用前にJRE BANK公式のキャンペーン一覧で最新の内容を確認してください。
