最終更新日:2026年10月16日

JRE BANK(JREバンク)と楽天銀行、結局どっちがいい?

3秒で分かる結論:金利重視なら楽天銀行、Suica・新幹線をよく使うならJRE BANK、迷ったら両方開設して使い分ければいい。JRE BANKは楽天銀行が銀行サービスを提供している口座なので、優劣というより特典の方向性が違う話です。

いちばん大事な違いは金利です。楽天証券と口座を連携する「マネーブリッジ」を設定すると、通常の楽天銀行は普通預金金利が年0.40%から年0.48%に上がります。JRE BANKはマネーブリッジを設定しても、この優遇の対象外です。

紹介コードだけ先に知りたい方はこちら(口座開設時の特典は紹介コードの記事にまとめています)

年0.40%
JRE BANKの普通預金金利
年0.40%
楽天銀行の通常の金利
年0.48%
楽天銀行(マネーブリッジ設定時)

早見表:JRE BANKと楽天銀行の違い一覧

項目JRE BANK楽天銀行(通常口座)
普通預金金利年0.40%(マネーブリッジ優遇対象外)年0.40%/マネーブリッジ利用で年0.48%
ATM手数料無料回数会員ステージ(JRE BANKプラス)で0〜7回/月+駅ATM「VIEW ALTTE」は常に無料会員ステージ(ハッピープログラム)で0〜7回/月
振込手数料無料回数会員ステージ(JRE BANKプラス)で0〜3回/月会員ステージ(ハッピープログラム)で0〜3回/月
貯まるポイントJRE POINT楽天ポイント
デビットカード還元率0.2%(JCBのみ、20歳以上の場合)1.0%(JCB/VISA/Mastercardから選択)
JRE BANK限定特典優待割引券・Suicaグリーン券・どこかにビューーん!クーポンなどなし

前提:JRE BANKは楽天銀行の一支店

JRE BANKは、銀行サービスを提供しているのが楽天銀行です(「JREバンク」「JRE銀行」と書かれることもありますが、正式名称はJRE BANKで同じサービスです)。別の銀行ではなく、口座は楽天銀行の「JREはやぶさ支店」「JREとき支店」「JREこまち支店」のいずれかになります。違うのは支店名と、そこに付く特典の内容。アプリの操作感は通常の楽天銀行とほぼ同じです。

金利を比較

口座普通預金金利(税引前)
JRE BANK年0.40%
楽天銀行(通常口座・マネーブリッジなし)年0.40%
楽天銀行(通常口座・マネーブリッジあり)年0.48%
1,000万円以下の部分
三菱UFJ銀行(普通預金)年0.4000%
2026年10月9日現在
三井住友銀行(残高別金利型普通預金)年0.400%
2026年10月11日現在
みずほ銀行(普通預金)年0.400%
2026年10月5日現在

マネーブリッジの優遇は通常の楽天銀行だけです(JRE BANK公式で確認)。JRE BANKでは設定しても優遇金利の対象外になります。金利だけを見るなら、通常の楽天銀行でマネーブリッジを組んだほうが有利です。

メガバンク3行の表示金利は、いずれも年0.40%前後で、JRE BANK・楽天銀行の通常口座と同じ水準。楽天銀行がリードするのは、マネーブリッジの優遇を足したときです。

日銀の政策金利引き上げを受けて、メガバンク3行は2026年11月2日から年0.5%に上げると報じられています(Impress Watch、2026年9月20日付)。JRE BANK・楽天銀行の金利は、2026年10月14日時点で改定の発表がありません。

各行の金利は税引前です。金利は変わることがあるので、最新は各行の公式の金利ページで確認してください。

手数料を比較

JRE BANKには、駅構内のATM「VIEW ALTTE」がいつでも何回でも出金手数料無料という特徴があります。それ以外の提携ATM・振込手数料は、口座残高や取引件数で決まる会員ステージ制度「JRE BANKプラス」(エントリー無料。ステージが上がるほどATM・振込手数料の無料回数やポイント特典が増えます)に応じて無料回数が変わります。

ステージ判定条件ATM手数料無料振込手数料無料
ベーシックエントリーのみ0回/月0回/月
アドバンスト残高10万円以上 または 取引5件以上1回/月1回/月
プレミアム残高50万円以上 または 取引10件以上2回/月2回/月
VIP残高100万円以上 または 取引20件以上5回/月3回/月
スーパーVIP残高300万円以上 または 取引30件以上7回/月3回/月

会員ステージは、前月25日終了時点の残高と、前々月26日〜前月25日の取引件数のどちらか高いほうで決まり、毎月1日に適用されます。たとえば11月1日に適用される分は、10月25日時点の残高と、9月26日〜10月25日の取引件数で判定されます。

JRE BANKプラスは、通常の楽天銀行の会員ステージ制度「ハッピープログラム」と無料回数の刻みが同じです。手数料でJRE BANKだけが優遇されているわけではなく、通常の楽天銀行にない強みは、VIEW ALTTEが無条件で無料になる点だけです。

貯まるポイントの違い:JRE POINTと楽天ポイント

JRE BANKで貯まるのはJRE POINT、通常の楽天銀行で貯まるのは楽天ポイントです。同じ楽天銀行系の口座でも、ポイントの行き先が違います。JRE POINTはSuicaのチャージやえきねっとでの支払いに使えるので、JR東日本をよく使う人ほど使い道に困りません。楽天市場などの楽天ポイントの使い道を普段から活用している人は、楽天銀行のほうが相性がよいです。

JRE POINTの貯め方・使い道は特典まとめの記事。

デビットカードの還元率を比較

普段の買い物にデビットカードを使うなら、還元率は楽天銀行のほうが有利です。JRE BANKデビットはJCB一択で還元率0.2%ですが、楽天銀行デビットカードはJCB・VISA・Mastercardから選べて還元率1%です。

項目楽天銀行デビットカードJRE BANKデビット
選べるブランドJCB/VISA/MastercardJCBのみ
還元率1.0%0.2%(20歳未満は0.5%)
貯まるポイント楽天ポイントJRE POINT

楽天銀行デビットは100円につき1pt(楽天会員リンク登録が必要)、JRE BANKデビットは500円につき1pt(20歳未満は200円につき1pt)です。

還元率で選ぶなら、素直に楽天銀行が有利。JRE POINTをSuicaのチャージやえきねっとに回したい人だけが、JRE BANKデビットを選べばよいと思います。ビューカードも含めた比較はビューカード比較。

JRE BANK限定の特典

JRE BANKには、通常の楽天銀行にはない継続的な特典がいくつかあります。多くは資産残高50万円以上が条件で、対象範囲は各記事で確認してください。

もう一つ、モバイルSuica還元(対象支払いで還元率0.5%→1.5%)は、JRE BANK限定ではなく、JR東日本系のクレジットカード「ビューカード」の「VIEWプラス」という別制度です。JRE BANKを引き落とし口座に設定すると+10ptのボーナスが上乗せされる点だけが、JRE BANK側の上乗せ分。詳しくは特典まとめの記事へ。

どれも新幹線・在来線・Suicaを普段から使う人に効いてくる特典です。

両方の口座を持つとどうなるか

私は通常の楽天銀行の口座を持った状態でJRE BANKも開設し、両方を保有しています。楽天銀行同士の口座間振込は無料なので、使い分けもしやすいです。

片方に寄せる必要はありません。たとえば、金利はマネーブリッジ側で稼ぎつつ、JRE BANKは特典目的で残高だけ維持する形があります。生活費や貯蓄は通常の楽天銀行、交通費・お出かけ用の資金はJRE BANK、と用途で分ける方法もあります(口座の使い分けはこちらの記事)。

どっちを選ぶべきか

JRE BANKを選ぶ場合の開設の流れは口座開設のやり方の記事にまとめています。

JRE BANKの紹介コード
JRE BANKの口座開設へ進む 申込画面で9文字の紹介コードを入力

ここまで比較を読んで、「やっぱりJRE BANKも気になる」と思った方向けに、紹介コードを置いておきます。口座開設フォームに入力すると1,100pt(口座開設の完了とJRE POINTリンク登録が条件で、付与は判定日の約2か月後の月末です)。よかったら使ってください。詳しい手順はJRE BANKの紹介コードの記事へ。

どちらが上かではなく、狙いが違いました

楽天銀行は金利・資産運用寄り、JRE BANKは交通系の特典寄りです。まだJRE BANKの口座がない人は、JRE BANKの紹介コードの記事から1,100pt分だけでも試してみる価値はあると思います。